エリン・ブロコビッチ〈映画〉
(※映画の感想はネタバレ含みます、悪しからず)
女性は一度は見るべき、カッコいい女で紹介されてたので
早速観てみました。
あらすじ~
主人公のエリンはバツ2で3人の子持ちシングルマザー。無職で無学。職探し中に事故に遭った際、担当した弁護士の事務所へ強引に就職。仕事中、ある案件が目に留まる。調査を進めるうちに、大企業が隠蔽していた公害問題が浮かび上がってきて…
実話なだけに、何とも痛快なお話。
作中のエリンはとにかく品性の欠片もない(笑)言葉遣いがとにかく汚いんだけど、
人間として腐ってはいない。
おまけにジュリア・ロバーツ。スタイル抜群!そして母性に溢れてる。それは全編を通して。
公害被害に遭った被害者に心から同情し果敢に大企業に立ち向かい、そして必死に家庭と仕事のバランスもとろうと努力する。
泣いたあと、昔はミスコンの女王だったのよと隣人のジムに自慢するシーンはまるで少女のようにあどけなく素直。
とても人間的で、魅力的。
ああ、この女性は誇りを持って生きているんだなぁ。どんな状況でも自分のやりたいことを貫く信念。
観ると勇気をもらえる映画。
特に別居中の今、観ることが出来て本当に良かったと思う。
落ち込んだときに観たいから早速アマゾンで注文しようとしたら、売り切れだった*1
シングルマザーだけじゃなく、本当に女性にお勧めしたい映画。
《余談》
ちなみに他に最近、私の思うカッコいい女は
エボシ御前。
泣かないですよね。メソメソっていう言葉が辞書にないっていう位強い。時に冷酷無比。けれど、優しさも美しさも時折見せる。
ただこの人は、男なんじゃないかな…
この人の化粧は大人の女としての強さ。この人の目的はとても深くて、この人の心には誰も触れない、届かない。
そんな気がする。
同じジブリスタジオ作品『ナウシカ』のクシャナにも似てる。『ラピュタ』のドーラも。(ちょっとドーラは系統が違うか笑)
ジブリで今まで一番好きだったのは『紅の豚』ジーナだったんだけど。
多分、エボシもクシャナもドーラも子供を産んだことがある。そういう過去、母性を感じる。
だから今の私に合うのは、ジーナじゃなくてエボシだったんだと思う。
以上、ジブリ愛の深すぎる余談でした(笑)
*1:T_T