いよいよ話し合い・二日目 前編

前回からの続きです。

私は号泣したあと、寒さと恐怖に震えながらも、次の行動を考えていました。

そうだ、欲しかったバックパックを買いにいこう、と向かおうとした矢先に

父からLINEが来て、今出ていったよ、と。

わかりました、と返してそのまま買いに行こうとしかけて、考え直してすぐさま実家へ戻り、

荷物をまとめるのは娘が寝たあとにしようと、家事や父の夜ご飯の支度、娘の相手をザクザクとこなしました。

その夜は、夜中の2時くらいまで荷造りをして…

もう自宅へは帰らないつもりで、荷物を段ボールに詰め込みました。

父とたくさん話をしました。

この家を売って、マンションにでも住もうとまで言ってくれました。

本当に…何度も何度も気持ちが崩れそうになるのを、立て直して荷まとめを進めました。

途中、夫が飲み会から帰宅して、心臓が凍りそうでした。私はここから、家を出るために色んな嘘をつきます。ぽんぽんぽんぽん、我ながら、ヨッ!ナイスアイデア!と声をかけたくなるくらいに、頭はフル回転していました。

その夜はよく眠れず、起きたのは朝の5時過ぎでした。

9時過ぎに父の運転でヤマト運輸へ荷物を運び込み(夫には、お父さんの荷物を運びたいからと伝え)、図書館へ本を返して…

父に片棒を担がせてしまってごめんね

と謝ると、笑って、親だからなぁ、と言ってくれました

そして、約束の10時、義母宅へ行くことになりました。